エチオピア人の結婚式に招待してもらいました!
こちらの記事はアントレアフリカブログの記事からの転載です。
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どうも、竹重です。
今回は事業関係の話ではなく、エチオピアの文化的なお話を少し。
エチオピアに渡って早2年余りが経過していますが、この前の日曜日に初めてエチオピアで結婚式に招待されましたので、その時の経験を少しご紹介させていただきます。
今回参加したのは、エチオピアで当初からお世話になっているイスーくん(ピザ屋経営)の結婚式です。
エチオピアの結婚式は長い!
まず、驚いたのは結婚式の長さ!!
なんと朝9時頃から結婚式は始まります。
以下、ざっくりっと結婚式の流れです。
朝イチでまずはホームパーティーが始まります。(朝からお酒飲んじゃってます。)
朝食とともにお酒を嗜みながらのホームパーティーがひと段落すると、結婚式場に向け出発。
車の大小はありますが、裕福な家系のイスーくんの場合は、家にリムジンが迎えにきていました。
その他にも、友人代表の付添人4人のために、リモとベンツの車列がボンネットに花を乗っけて迎えにきます。
どこに行くかというと、新婦のお家。
結婚式は新郎が新婦を迎えにいき、式場に移動するというのが一般的とのこと。
これは、現代の豪華な車列をなすお迎え以前からそういった文化があったことをうかがわせます。
さて、嫁さんのお家では、嫁さんが待ち構えていて、お嫁にいただきます的な挨拶があり、いざ会場へ。
9時に始まったホームパーティーから会場到着の12時半まですでに3時間半が経過しています。
で、いざ本ちゃん、日本でいう結婚披露宴ですね。
会場を見渡すと以外にも参列者のためのテーブルが所狭しと用意されています。
(実は、朝のイベントから招待されていたのですが、インド人の友人の寝坊により、参加したのは本ちゃんからでした。)
で、驚きの参加者数ですが、その数実に500人以上、インドネシアもエチオピア同様猛烈な参加者数で時には1000人以上が参加したりしますが、立食形式なので、500人以上の座席が用意されている結婚式、ものすごい豪華な印象を受けました。
新郎からの挨拶、エチオピア聖教の神父様からの言葉、指輪交換、ケーキ入刀、ファーストバイトなどなど日本でもお馴染みのイベントが式では繰り広げられましたが、もっとも驚いたのが、都度、ダンスタイムが挟まること。
座席の中央あたりにダンス空間が用意されていて、結婚式専属DJまで用意されており、諸々のイベントの間に都度ダンスをします。
祝う=ダンスということなんですかね?
で、このダンスが半端ないんですね。
1回につき30分くらい新郎新婦は踊りっぱなし。。笑
汗だくでとにかく踊る!!
そして、なんだかわからないが、お調子者のおじさん(おじいさん)などもここぞとばかりに盛り上げる。
参加者の中、唯一のアジア人だった僕は、皆様の格好の餌食で、手を引かれいちいち踊らされます。。。
僕も汗だくで、くちゃくちゃに。。
本ちゃんの式が終わった4時半頃までには、服もビショビショになるくらい汗だくに。。。
これで終わりかな?なんて思っていましたが、まだまだ続きます。
会場にきた時と同様、車列をなして今度は、イスーくんの家まで戻ります。
イスーくんのお家ではエチオピアのご馳走ドロワットなど豪華料理が用意されており、みんなで飲んで食べて踊ってひとしきり楽しみます。
これが終わるのが夜7時、、、、
まだまだ、続きます。
その後、親など目上の方々が帰ったところで、友人連中に夜、日本でいう所の二次会パーティーがスタート。。
結局、深夜一時過ぎまでみんなで盛り上がりました。。
というわけで、エチオピアの結婚式は朝9時から深夜1時まで続き、なんと16時間ぶっ通しで行われてました。
後日談。
結婚式が行われたのは日曜でしたが、月曜の夕方、前日の主役イスーくんをはじめ、友人たちと会う機会がありましたが、みんなヘトヘトで筋肉痛だと当然のように結婚式翌日は仕事をおやすみしている人たちがたくさんいましたね。
ちなみに、結婚式は終わりましたが、今週も火曜と土曜にアフターウエディングパーティーを行うとのこと、昨日、日本に帰国してしまった僕は残念ながらパスですが、結婚式のエネルギーそのままに、またみんなで踊りまくるのでしょう。。。笑
日本の結婚式も厳かな感じで好きですが、エチオピアの結婚式、みんなで幸せな感情を爆発させている感じで本当に楽しい結婚式でした!
今回は、ここまでです。
では、また!
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