エチオピア地方部の問題点

さて、アディスアベバに帰って来ました。

 

本来、もう少し長いことプロジェクトサイトにステイする予定でしたが、アディスでのミーティングの予定および、地方の脆弱なネット環境で、不都合が生じた為に少し前倒しでアディスに戻ってくることになってしまいました。

 

地方での問題点

 

今回、地方に赴いて気づいたのですが、首都アディスアベバ以外の地方全域で、現在モバイルによるインターネットがダウンしています。

 

これは、正直、仕事をする上で非常に不便です。

アワサ湖(カバなんかもいます)

 

民族間の対立の抑制を目的としたインターネットアクセス制限とのことです。

 

アディス以外の広域でやらずとも、一部の対立が生じている地域のみに規制をかけてくれればいいんですが、、、

 

ちなみにモバイルはダメですが、固定回線でのアクセスはできる為、一部のホテルなどではWiFiの利用が可能ですが、地方でのあるあるで、非常に回線の速度が遅いのが頭痛の種です。

 

添付ファイルのあるメールなどはほぼ展開できない感じですね。。。。

 

民族間対立について

 

さて、地方で最大の問題はネット環境へのアクセスが難しいことだと感じたわけですが、このネットアクセス制限の元凶となっている民族間対立についてですね。

 

年末あたりからオロミア州とソマリ州の間で民族間の衝突があったとの話が出回っていましたが、実際現在のネット制限は12月11日にこの民族間の衝突を受けて始まったようです。

 

エチオピアでは、大なり小なり民族間対立がちょこちょこ起こりますが、今回のものもその一環でしょうか・・・

 

エチオピア国内にいても、こうした民族間の衝突に関するニュースをキャッチするのはすごく難しいんですね。

 

政府が民族間対立を抑制する目的で、情報規制をかけている為でしょうか、一般的にこうしたニュースは地場の方々からの噂や国際機関などを通して聞こえて来ますが、実際の衝突の規模などは正直把握しにくいのが実情です。

 

ビジネスを行う上では、こうした民族間の衝突は何としても避けたいリスクですが、地域の選び方である程度、こうしたリスクを低減させることは可能と認識しています。

 

個人的な感覚としてやはり、エチオピア最大の民族であるオロモ人エリアは州自体が大きいこともあり、度々こうした衝突の舞台になっている印象を受けます。

 

一方で、FDI(海外直接投資)はこのエリアに結構集中している印象を受けます。

 

中国主導の工業団地もこのエリアにありますが、立地的にエチオピア最大のマーケットであるアディスアベバへのアクセスが容易である点などを考慮してのことでしょう。

 

地方の発展のために

 

 

エチオピアの地方が抱える問題点について言及して来ましたが、首都アディスアベバでは、かなり開発が進んでおり、土地の値段も急上昇、今後、エチオピアが発展を遂げるには、地方でのビジネス環境の向上が求められます。

アワサ市内のビル
建築途中でも使えるとこから使っていく。。。

 

海外からの投資を呼び込む上でも、民族対立の抑制が重要であることはわかりますが、インターネット環境の改善はかなり重要だと感じました。

 

生活実感としても、アディスとその他の都市では別の国かと思うくらい環境に差があります。

 

インフラ面も込みで本気の海外投資誘致を行うには、まだ時間がかかりそうですが、通信環境を含むインフラ面での改善策を政府主導で推し進めてくれるといいなーと思います。