ブログを開設しました。

ブログ開設の目的

銀行を退職して1年半以上が経過しました。

ご存知の方も多いかも知れませんが、現在、僕はエチオピアの首都アディスアベバにて法人設立の準備に取組んでいます。

この1年半は早かったような、長かったような、取り敢えず濃密な時間を過ごしてきました。

苦節1年半、ようやく法人の設立手続きについても終わりが見えてきそうですが、これに先立ってブログを始めることで、みなさんに僕の現状やリアルなエチオピアについてお伝えしていければなと考えています。

銀行を退職したのがちょうど、三十路を控えた1月末だったことからタイトルは『三十路で始める、エチオピア牧場ライフ』としてみましたが、現状、牧場はまだ存在しておりません。

来年早々にも、牧場の開業ができるといいなと思っていますが、なかなか時間がかかるのがエチオピア。。。

正直もう少し時間がかかりそうです。。。。

まぁ、挫けず地道にコツコツ経験を積み重ねて行こうと思います。

せっかくなので、エチオピアについて

さて、ブログ開設初回ということで、せっかくなので、独断と偏見を交えてエチオピアについてご紹介しようと思います。

みなさんはエチオピアと聞いて何をイメージしますか?

僕がエチオピアに関わるようになる前に、この国について抱いていたイメージは、『マラソンが早い国』と言った程度でほとんどイメージが浮かなばないような国でした。

少し上の世代の方だと、裸足のマラソンランナー『アベベ』を思い出す人も多いのではないでしょうか?(東京オリンピックをオンタイムで観ていた世代が特に)

おそらく、エチオピアについて他にイメージできることがあるとすれば、『コーヒー』くらいですかね?

これ以上にエチオピアについてイメージが浮かんだ方は、おそらくアフリカアンテナ、エチオピアアンテナの高い方だと思います。

では、実際のエチオピアについて、この国、国民が誇るものをご紹介いたしますね。

あっ、経済データや基本情報などは退屈だと思うので、省略します。。(ご興味のある方がたくさんいるようであれば、また、おいおい。)

1.世界遺産

みなさん世界遺産って大好きですよね?

昔、TBSだったと思いますが『世界遺産』ってテレビ番組があったくらい日本人は世界遺産が大好きだと勝手に思っていますが、実はエチオピアは世界遺産の数がアフリカ大陸の国々の中でもっとも多いんです!

なんとなく、アフリカの世界遺産といえばエジプトのピラミッドとか、タンザニアのキリマンジャロ、ジンバブエのヴィクトリアの滝などを思い浮かべそうですが、エチオピアの世界遺産、その数なんと9つ。

そんなに、見所が多いなら観光業がもう少し流行っても良さそうなものですが、すごいリソースがあっても活かさないのが現在のエチオピア、無駄に世界遺産が多い国ともいえますね。

アジア方面からの観光客は少ないですが、ヨーロッパからの観光客は地味にいます。

まぁ、東アフリカの他の国が野生のゴリラやサファリ、美しいビーチなどで観光客を誘致していると比較すると、ざっくり周回遅れな観光産業ですが、ポテンシャルはあると思います。

中でも、特にすごいなと個人的に感じるのが以下2つですね。

ラリベラ

(参照:Wikipedia)

エチオピアを訪れる観光客のほとんどが訪れるラリベラの岩窟教会群。

エチオピアの国教でもあるエチオピア正教の教会で、岩を掘って作られた教会。

世界でもかなり建造物として珍しいものらしく世界遺産にノミネートされていますね。

(僕は、残念ながら、農地を訪れて現地の人と触れ合う方が好きで、未だに行けていません。ただ、訪れた人は例外なく凄いと言ってます。)

ダナキル砂漠

(参照:Wikipedia)

失礼いたしました。

念のためと思って調べてみたらダナキル砂漠は世界遺産には登録されていなかったようです。

しかし、ポテンシャルとしては、エチオピアの他の世界遺産を凌駕しています。

何せ、火山のマグマがグツグツいってるのを間近に見ることができちゃいますからね。

エチオピアの低い安全基準の成せる業とでもいいましょうか、日本政府だったらあんなに近づくことを許すとは思えません。

僕の数少ない、好きなTV番組『クレイジージャーニー』で確か、佐藤さんが訪れていた気がします。

気になる方はDVD売ってるみたいなので、購入してみてください。

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クレイジージャーニーには、佐藤さんの他にも写真家『ヨシダナギさん』のエチオピア民族写真を一躍有名にした番組でもあり、本当にオススメです。

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(ちなみに、ここも僕はまだいったことがありません。)

2.ラスタファリズムの聖地

レゲエの神様『ボブ・マーレー』、レゲエを普段聞かない人でもおそらく知っているぐらいのメジャーなミュージシャンである彼が世界に広めたとも言えるラスタファリズム。

ラスタマンなんていったりしますが、この思想の背景にあるのは、黒人たちのアフリカ回帰思想ですね。

奴隷貿易時代にアフリカからジャマイカに連れて行かれた黒人奴隷がアフリカ(故郷)に戻ろうという思想だと理解していますが、実はその聖地と呼ばれる街がエチオピアにあります。

やはり、サブサハラで唯一、植民地化されていない国だけあって、文化的にもかなり奥深い国なんですね。

また、ラスタファリズムでは、エチオピアの皇帝であった『ハイレ・セラシイ』『ジャー(神)』として進行していますね。

ラスタカラーはエチオピア国旗(緑、黄色、赤)から来ているのでしょう。

凄いですねー。レゲエ好きの方は、チェックしてみてください。

ちなみに、ラスタファリズムの聖地シャシャマネには、エセラスタマンも多く、マリファナ吸いたさに外国人観光客が集まっていたりしますが、本来の文化的な側面を考えるとエチオピアでも違法なマリファナを吸って騒ぐ外国人、僕は大嫌いです。

こんな感じで、、

さてさて、ブログ開設記念、第1回目ということで、エチオピアについて少しご紹介も含めて書いて来ましたが、こんな感じで、エチオピアについて紹介するのと共に、牧場起業に向けた話なんかも書いていこうと思っています。

色々、ご意見や質問をいただけると、ブログを書いていく上ですごく参考になると思いますので、コメントいただけると幸いです。

では、チャオチャオー。(エチオピアで別れ際はもっぱらチャオチャオー。)